鹿児島大学 石畑名誉教授が、パパイン酵素、ポリフェノール、β‐クリプトキサンチン、イソチオシアネートなど、カラダに有効な成分を含むパパイヤの健康食品としての研究を紹介するサイトです。
「ベンジルグルコシノレート」とは、滋養強壮などの効能で知られているアンデス原産のマカという植物に含まれる有用成分です。
マカの薬効としては、滋養強壮や成長ホルモン分泌の促進、更年期障害の緩和などが挙げられますが、これらの効果はベンジルグルコシノレートの働きによるものと考えられており、マカの有用成分の中でも非常に重要な役割を果たしていると言えます。そのベンジルグルコシノレートが、パパイヤの葉や茎、種にも含まれています。
成長ホルモンは、成長期の子供に分泌されて発育を促すホルモンとして知られていますが、実は大人になってからも分泌されています。しかし加齢とともに低下していき、その分泌が基準値を下回ると、老化現象が現れやすくなるのです。成長ホルモン欠乏症では、筋肉量の低下、体脂肪の増加、脂質代謝の悪化、免疫力の低下、毛髪の減少、運動能力の低下、記憶力の低下などが見られます。
「ベンジルグルコシノレート」には成長ホルモンの分泌を促進する作用がある為、積極的に摂取すればこれらの老化現象もある程度は予防できるのではないかと考えられます。